ロシアの空軍基地に無人機攻撃、「テロ」で1機損傷…モスクワ標的の攻撃も活発化

無人機によるロシアの空軍基地への攻撃、モスクワを標的にした攻撃も増加

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ロシアの空軍基地が「テロ攻撃」を受ける

ロシア国防省によると、ロシア北西部のノブゴロド州にあるソリツイ2空軍基地が19日の午前、無人機による攻撃を受けました。ロシア国防省は、このウクライナによる「テロ攻撃」によって1機のロシア軍機が損傷したと発表しました。さらに、ロシア南部のロストフ州にある軍事施設にも20日に自爆型の無人機が2機墜落しました。無人機によるロシア本土への攻撃がますます活発になっています。

モスクワでも無人機攻撃が続発

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モスクワを標的にしたと思われる無人機攻撃も続いています。モスクワ市長の発表によると、20日未明にモスクワ南郊でロシア軍の防空システムが無人機を撃退しました。また、19日の午後にも無人機がモスクワの郊外に飛来していました。

無人機の墜落による火災と負傷者

ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク州知事によると、州内の駅舎に無人機が1機墜落し、火災が発生しました。この火災により5人が負傷しました。

チェルニヒウでのミサイル攻撃による死傷者

ウクライナ警察は20日、ロシア軍による19日の北部チェルニヒウ中心部の劇場へのミサイル攻撃による死者が7人、負傷者は144人に上がったと発表しました。劇場で行われていた無人機の展示会についての情報は関係者以外には知られていなかったため、ウクライナ内務省は情報がロシア側に漏れた可能性があると調査しています。

参考リンク: 日本ニュース24時間