北朝鮮の高麗航空、コロナ後初の国際旅客便を突然キャンセル

高麗航空が予定していた国際便再開を突然中止

北朝鮮国営・高麗航空は、新型コロナウイルスのパンデミック以来3年以上にわたり停止していた旅客便の再開を予定していましたが、直前になって突然キャンセルされました。

新型コロナ対策による国外遮断

2020年初頭以来、北朝鮮は新型コロナ対策の一環として国境を閉鎖し、国外との接触をほぼ遮断しています。

キャンセルの理由は明らかにされず

北京の空港では、報道陣が到着予定だった高麗航空151便を待ちながら、突然キャンセルが告知されました。北京空港のカスタマーサービスによれば、高麗航空はキャンセルの理由を明らかにしていません。

高麗航空のオフィスも閉鎖中

報道陣が高麗航空の中国オフィスに連絡を試みたところ、応答はありませんでした。オフィスを訪れた記者によれば、ガラスのドアは鍵がかかっており、内部の様子はわかりませんでした。同じフロアで働く人によれば、高麗航空のスタッフは時々訪れますが、今日は誰もいないようです。

韓国側は情報を把握していない

韓国の統一省は、高麗航空のキャンセルについて情報を把握していないと述べています。

一方、他の情報源では運航再開を報じる

北朝鮮関連ニュースサイト「NKニュース」によると、高麗航空は今週、ロシアのウラジオストクから平壌へ向かう2便の運航を予定していると報じられています。

Source: 日本ニュース24時間

高麗航空オフィス