ウクライナ軍、ロシア軍の第2防衛ラインに近づく
ザポリージャ州では、ウクライナ軍がロシア軍の第1防衛ラインを突破し、ロボーティネを確保しました。さらに、ノヴォプロコピフカ方向への攻撃と同時に、ベルベーヴへの攻撃も開始されています。現在、ウクライナ軍はロシア軍の第2防衛ラインに近づきつつあります。
ロボーティネ周辺での戦況確認
ザポリージャ州での戦況は視覚的に確認され、多くの評価で一致しています。ロシアの軍事ブロガーWarGonzoは、「敵がロボーティネに足場を築いてノヴォプロコピフカを攻撃している」と述べています。また、ロシアのRogozin at the frontは、ウクライナ軍の第58連合軍と関係があるとし、「決定的な一撃を加えるために敵の装甲車輌が集結している」と述べています。さらに、Belorusky silovikは、「ロボーティネで集落の南側で戦闘が始まっており、新鮮な血=補充用の兵士が不足している」と懸念を表明しています。この方面での戦況は苦戦しているようです。
Otryady Kadyrovtsyも、「ロボーティネ方面では激しい戦いが続いています。敵は砲兵の火力支援を受けて急速に前進しています。さらに、航空戦力を使用して前進する歩兵を援護し、この地区に弾薬を運び込んでいるようです」と報告しています。他のロシア人ブロガーも、「ロシア軍が他の戦線で成功を収めるためには、少なくともロボーティネ方面の戦線を1ヶ月半は維持する必要があり、これが戦争の正念場だ」と述べています。
ウクライナ軍の攻勢
ザポリージャ州のウクライナ軍は、ノヴォプロコピフカ方向への攻撃と同時に、ベルベーヴへの攻撃も開始しています。戦争研究所(ISW)によると、「ウクライナ軍はロシア軍の第2防衛ラインに近づきつつあり、防衛ラインへの突破口が広がっている」とのことです。視覚的に確認された状況と各評価が一致していることから、ウクライナ軍の攻勢が順調であると言えるでしょう。
ちなみに、ウクライナ陸軍の第30機械化旅団は、「バフムートの北で効果的な複合攻撃を実施した」と発表し、その様子を公開しています。動画には、森林ゾーンで戦車と歩兵戦闘車を使用し、降車した兵士がロシア軍陣地を掃討する様子が収められています。
公開された映像はショッキングなシーンを含んでいるため、注意が必要です。オリジナルの映像を視聴するにはTelegramのアカウントが必要ですが、Twitter上にも同じ動画が拡散されているので、探せばすぐに見つけることができます。
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС Уクラїни
【画像引用元】日本ニュース24時間:日本ニュース24時間