小学生が描いた「飲みたくなる」牛乳パック 外国人にも人気、消費3倍

別海町の小学校PTAが企画 ホテル朝食で提供

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別海町の小学校PTAが企画したイラスト付きのパック牛乳が、札幌市のホテルで大人気です。児童が描いた愛らしい乳牛のイラストがパックの正面にあり、牛乳を飲みたくなる気持ちにさせてくれます。この取り組みにより、ホテルでの牛乳の消費量が3倍に増加し、酪農家からも喜びの声が上がっています。

「海外の人にもおいしさが伝わってうれしい」

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このイラスト入りのパック牛乳は、外国人からも大好評です。ケニアから訪れたマヤカ・スティーブンさん(49)は「かわいらしい絵に惹かれて手に取りました。とても美味しいですよ」と喜んでいました。同校の児童でイラストを描いた佐竹葵さん(11)も「北海道牛乳のおいしさが海外の人にも伝わってうれしいです」と話しています。

このホテルでは、イラスト入りパック牛乳を導入する前の消費量の3倍以上になる976リットルの牛乳が飲まれています。PTAの企画に携わった酪農家の加藤祐介さん(46)は「こんなにも人気になるなんて驚きです。生産現場で苦労している私たちにとって、とても感動的なことです」と感謝の気持ちを述べています。

このホテルではさらに、牛乳パックと一緒に朝食会場で提供する牛乳料理のレシピも検討しているそうです。

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