ダブルからトリプル台風へ 台風10号は今夜から関東・東北へ最接近 高波や雷雨注意

ダブル台風からトリプル台風へ 今夜から要注意は台風10号

画像:tenki.jp

8月最後の日曜日、日本の南には2つの台風(9号:フィリピンの東、10号:関東の南東海上)がありますが、ダブル台風とは別に新たな台風が発生する予想です。気象庁はきょう27日午前9時、マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風になる見込みと発表しました。台風となれば、今月8月としては5個目、台風11号になります。

ダブル台風から今後はトリプル台風の動向に注意が必要ですが、目先、一番注意が必要なのが、関東の南東海上にある台風10号です。

台風10号は、27日午前9時現在、日本の東にあって、1時間に45kmと自動車並みの早い速度で北西へ進んでいます。今後も北上を続け、今夜(27日)午後9時には千葉県銚子市の東へ進み、あす28日には暴風域を伴いながら岩手県の東の海上へ進む見込みです。その後は、偏西風に流され、日本の東海上へ離れ、30日には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風10号 今夜 関東に最接近

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台風10号は、今夜(27日)、関東地方に最も接近する見込みです。上陸する恐れはありませんが、台風周辺から熱帯由来の非常に湿った空気が流れ込むうえ、上空の寒気の影響も受けるため、大気の状態が非常に不安定となります。日が差していても、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。

山で雷雨があると、川の下流は晴れていても急に増水することがあるため、外のレジャーは無理のないよう注意しましょう。

また、台風10号の接近に伴い、海上では波が高くなります。むやみに海へは近づかないようにしましょう。

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