ポーランドとバルト三国、ワグネル関与の「重大事件」発生なら国境閉鎖

ポーランドとバルト三国、ワグネル関与の「重大事件」発生なら国境閉鎖を表明

ワルシャワ、2021年8月28日 ロイター通信: ポーランドとバルト三国は、ロシアの民間軍事会社であるワグネルが関与する「重大事件」が発生した場合、ベラルーシとの国境を全面的に閉鎖することを表明しました。

数百人のワグネル戦闘員がベラルーシに拠点を移した後、ベラルーシと国境を接するポーランド、ラトビア、リトアニアは国境警備に懸念を抱いでいました。しかしながら、ワグネルの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が自家用ジェット機に搭乗していた際に墜落し、死亡したことにより、見通しが一段と不透明になっています。

ポーランドのカミンスキ内務相は、リトアニア、ラトビア、エストニアの内務相との共同記者会見で、「ワグネルがベラルーシから即座に退去するよう要請し、また不法移民が国境地帯から速やかに退去するようベラルーシ当局に要請する」と述べ、国境で「重大事件」が発生すれば直ちに国境を全面的に閉鎖する意向を示しました。

この問題に関して、ベラルーシ外務省からのコメントはまだありません。

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