ガソリン価格高騰、JAFが上乗せ分のガソリン税廃止求める声明

ガソリン価格が急騰、JAFが政府にガソリン税廃止を求める

ガソリン価格高騰により、JAFがガソリン税の廃止を訴える

　ガソリン価格が高騰している問題に対し、日本自動車連盟（JAF）は政府に対し、ガソリン税の「当面の間税率」の廃止を求める声明を出しました（8月31日付）。複数の税金により、小売価格がガソリンの価格の約1.6倍になっていると報告しています。

　JAFが主張しているのは、（1）2010年の税制改正により、当面の間のままである旧暫定税率のガソリン税が上乗せされること（25.1円）、（2）ガソリン税に課税される消費税の「税金の税金」の仕組みです。

　ガソリン価格に関しては、全国平均価格（2023年8月28日時点）が1リットルあたり185.6円となり、15年ぶりに過去最高値を更新しました。JAFによれば、この価格にはガソリン自体の114.9円に加え、本来のガソリン税28.7円、旧暫定税率の25.1円、および消費税の16.9円が含まれているとのことです。

　JAFは「自動車ユーザーにとって理解し難く、納得できない仕組みを早急に解消するべきだ」と主張しています。（三井新）

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