藤井聡太竜王・名人、驚きの電光石火の大逆転勝利!解説者&敵味方も騒然した/将棋・ABEMAトーナメント

鮮やかな逆転劇に将棋界騒然

 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」本戦トーナメント2回戦・第4試合で、藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)と斎藤慎太郎八段(30)がリーダー対決を展開しました。試合は両軍が1勝1敗で迎えた第3局で行われ、斎藤八段が一貫してリードしていた一方、藤井竜王・名人は終盤の一瞬の隙を突き、見事大逆転勝利を収めました。この驚きの勝利には、兄弟子でチームメイトの齊藤裕也四段(26)も「同じチームで良かった…」と苦笑いを浮かべました。

劇的な逆転勝利の瞬間

 藤井竜王・名人と斎藤八段が激突した第3局では、藤井竜王・名人が早々に闘志を燃やし、上着を脱いで闘志をみなぎらせました。斎藤八段の先手で「相掛かり」戦法が展開され、斎藤八段が一度は藤井竜王・名人の玉を追い込むかと思われましたが、終盤で藤井竜王・名人が鮮やかな一手を繰り出しました。

 解説の村中秀史七段(42)はすぐに異変に気づき、「まさかこれ、詰みなんじゃないですか?」と声を上げました。藤井竜王・名人と斎藤八段は詰将棋の名手であり、藤井竜王・名人の一手によって逆転が起こることに気づいた双方は驚きを隠せませんでした。藤井竜王・名人は最終的に投了し、劇的な逆転勝利を収めました。

驚きと感嘆の声が殺到

 村中七段は「こんなことがあるんですね…。藤井竜王・名人の将棋は本当にすごいと思いますけど、この将棋もすさまじいことが起こったんじゃないですかね。電光石火でしたね」とコメントしました。また、藤井竜王・名人の仲間である澤田真吾七段(31)も「ぴったり詰みですね。ひえー…」と言葉を失っていました。多くのファンも「ぎゃー」「え!?」「まじかwww」「ひゃあ!」「怖すぎる」「聡太すご」「何があった!?」「いきなり」「凄いものを見た」「鬼すぎる」「手品みたいだった」「すっげー」「また伝説が」「鳥肌」「ヤバすぎw」「リプレイみないとわからんww」と驚きのコメントを寄せました。

藤井竜王・名人のコメント

 藤井竜王・名人は試合後、「中盤からはっきり苦しくしてしまって、相当厳しい形勢が続いていましたが、最後の最後で勝ちになったのかなと思います。飛車を切って同玉の時に考えて、何とか行けるのかなと思いました」とコメントしました。しかし、仲間の元に戻ると「公式戦だったら、中盤で投了してる形勢だと思っていました(笑)」と笑顔を見せました。同じく藤井竜王・名人の鮮やかな勝利を見守ってきた齊藤四段も「仲間で良かった(笑)」と笑っていました。

【写真:ABEMA/将棋チャンネルより】

※引用元:「まさかこれ、詰みなんじゃないですか?」藤井聡太竜王・名人、電光石火の大逆転勝利に解説者&敵も味方も騒然 兄弟子は「同じチームで良かった…」/将棋・ABEMAトーナメント