野口健さん、中国による日本産水産物輸入停止を『英断だと尊重』と悔しみの皮肉

登山家の野口健さんが、福島第1原発の処理水海洋放出開始後、中国が日本の水産物輸入を全面的に停止したことについて「中国の英断だと尊重したい」と皮肉を交えてコメントしました。

中国の漁船が日本近海で漁業をしないという理解が重要

野口さんは「中国は人民の健康を守るために日本から海産物を買わないと宣言された」と指摘しています。そして、「『人民の健康を守る』という理由であれば、『中国の漁船は日本近海で漁業はしない』との理解でよろしいですね。『日本からは買わないが、自分たちは日本近海から魚をとる』というのは論理的な矛盾が生じ、大義名分が崩れる」と述べています。

中国漁船の日本近海への侵入による被害と海保の負担軽減

さらに、野口さんは「中国漁船が数十年にわたって日本近海にやってこなくなれば、それは海洋資源を守る上で非常に重要なことです」と述べました。また、彼は「中国漁船の大軍団が乱獲を行い、サンゴまで被害になっている。また、尖閣諸島の周辺では中国漁船の接近により、海上保安庁が度々出動しなければならない負担も軽減される」と指摘しました。そして、彼は「中国の英断だと尊重したい」と皮肉を交えながらもコメントしました。

フォロワーからも「最後まで筋を通して欲しいですね」「これで日本の漁獲量が増えれば大助かり」「それ大きい声で対岸に聞こえるくらいの大声で言ってください」といったコメントが寄せられています。

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野口健さん

日本ニュース24時間より。