愛知・碧南市長の旧統一教会との関係について、市民も承知の上で

碧南市長

愛知県碧南市の禰宜田政信市長と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりが注目されていますが、市長は自身と教団の関係について説明しました。「私は個人の政治活動の中でやっていることです。市民の皆さんも私を選んでいることは承知しています」と述べ、問題はないとの認識を示しました。しかし、高額献金などについては「極端なことは良くない」とも話しました。

教団関連団体との関係

市長は過去に旧統一教会の関連団体である「天宙平和連合(UPF)」のイベントの実行委員長を務めた経験があります。また、別の関連団体である「平和大使協議会」東愛知地区の共同議長も務めていました。これらのことから、市長と教団との関係が深いと指摘されています。しかし、市長は「私の公務とは一切関係ありません。個人の政治活動として行っています」と明言しました。

政府の解散命令に対する見解

市長は以前、旧統一教会が反社会的団体であれば一切関わらない考えを示していました。政府が旧統一教会に対して解散命令を請求したことについての見解を問われると、市長は「裁判所の審理を見守っている状態で、結論が出るまでは何とも言えません」と述べました。

献金を巡るトラブルへの考え

献金を巡るトラブルについては、「どういう事情で献金しているかわからないので軽々に発言できません」としつつも、「生活できなくなったりするのは行き過ぎです。法律などで是正してもらいたい」と述べました。

市民の関心

市長が個人の活動を理由にノーコメントを繰り返す様子に対し、市民は市のトップである市長について関心を抱いています。しかし、市長は「市議としての12年間を経て市長16年目になるので、市民の皆さんは私の姿をずっと見ています。最初の市長選挙の時も教団の話題が出ましたが、市民の皆さんは承知の上で私を選んでいただき、市の発展のために16年間頑張ってきました。それ以外には何もありません」と自信を持って語りました。

発言の動画についての反応

市役所をバックにして教団に忠誠を誓うような発言をしている動画がネット上にアップされ、SNSで話題になっていました。しかし、市長は「誰が作ったのかも分からない。誰かが勝手にあげているだけです」と自身の関与を否定し、個人の政治活動におけるあいさつが勝手に編集されたと主張しました。

以上が愛知・碧南市長の旧統一教会との関係についての最新情報です。問題の是非はさておき、市長は個人の政治活動と公務を明確に区別していることを強調しています。

ソースリンク: 日本ニュース24時間