東日本大震災の復興支援を目的に、タレントの間寛平さん(70)らが福島、宮城、岩手の3県を駅伝方式でつなぐ「みちのくマラソン」が27日始まり、第1走者の寛平さんが福島県相馬市の原釜尾浜海水浴場からスタートした。ゴールは8月9日の予定。
寛平さんは「8年前から(被災地を)ずっと見てきたけど、ちょっとずつ復興に向けて頑張っている。景色も変わってきてうれしい」と語り、海水浴場に来ていた人たちとハイタッチをしながら出発した。
マラソンは2012年に始まり、今年で8回目。車での移動を挟みながら、今年4月、東京電力福島第1原発事故による避難指示が初めて一部で解除された福島県大熊町や、宮城県石巻市、岩手県宮古市など計約50キロを走る。