すき家の店舗で異様な光景が広がっていると話題です。なんと、長時間駐車を繰り返す車に対して、200枚以上の警告が張り付けられているのです。この驚くべき対応が「やり過ぎではないか?」との指摘もあります。一体何があったのでしょうか?
再三再四にわたる要請にもかかわらず
現場の状況を見ると、窓や屋根を含め、車の全面にも警告が貼られ、さらに車のタイヤ部分にも紙が差し込まれていました。動画では、すき家の従業員のような人たちが車の周りに集まっている様子が捉えられています。
「再三再四にわたる、当店よりの要請にもかかわらず、貴殿は当店駐車場に不当に長時間駐車を繰り返しています。今後善処いただけない場合には、貴殿の車の登録番号により所有者確認を行い、速やかに断固たる法的措置をとることもあります」
そんな光景には、「やり過ぎではないか?」という声も上がっています。一体、何があってこのような対応に至ったのでしょうか?
店舗の対応は行き過ぎ?
すき家の広報によると、この件は東京都内の店舗で発生したもので、従業員2人が無断駐車をしていた車に対して大量の警告を貼ったとのことです。すき家の広報は次のようにコメントしています。
「2日連続かつ長時間に渡る無断駐車があることは、当該店舗の従業員の間では共有されており、強い問題意識を持った当該従業員の判断で、今回のような過度な対応をとりました。
しかし、今回の対応は明らかに行き過ぎた対応であり、当該従業員に対しては厳重注意するとともに、無断駐車への適切な対応方法を教育しました。また、重ねて地域責任者より面談を行う予定です」
店舗側は、問題意識を持った従業員の判断によるものだと説明していますが、やはり行き過ぎた対応だったと反省しています。
近隣住民からの指摘も
広報によると、無断駐車されたのは9月2日と3日で、カメラ映像によると車は午前9時から午後8時半まで駐車されていたそうです。そして3日の午後2時ごろから警告を貼り始めましたが、午後7時45分ごろ、近隣住民から「紙が剥がれ落ちて飛んできている」との指摘がありました。そのため、すぐに店舗に対して紙を剥がすよう指示が出され、1枚だけ残して他は店内で処分されたとのことです。
そして午後8時30分ごろには、車の持ち主が店舗を訪れ、「今後無断駐車をしないことを約束して車両を移動してもらいました」と明かされました。
このように、近隣住民からも指摘があり、店舗側も対応に追われたようです。
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