松岡茉優が三浦春馬との共演から3年で手に入れた鬼気迫る”暗い演技” 「最高の教師」大健闘

松岡茉優

松岡茉優(28)の主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)が健闘している。2日に放送された第7話の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は世帯5.2%、個人3.0%と地味な印象もするが、決してダメなわけではない。

重いテーマに挑むドラマ「最高の教師」

ドラマ「最高の教師」は、クラスでのいじめが発端となり、女生徒の自殺を皮切りに次々と起こるいじめや嫌がらせの数々などかなり重いテーマで展開されている。これに加えて、脚本や演出もエグいとされている。1話完結でもないため、視聴者が次々と脱落していくことが予想されていたが、初回からそれほど視聴率が下がっていないことは、予想外の健闘といえるだろう。

松岡茉優の鬼気迫る“暗い演技”も、ドラマの高評価の一つだ。松岡が演じる教師・九条里奈はとにかく暗い。物語は、九条が生徒の誰かに学校の渡り廊下から突き落とされるシーンから始まり、2周目の人生で殺されないように生き直すという設定だ。そのため、九条が暗いのは当然だと言えるが、松岡の演技にはこの暗さがよく表現されている。

松岡茉優の性格と三浦春馬さんの影響

松岡茉優の鬼気迫る演技には、彼女自身の性格や経験が生かされている可能性がある。彼女は自身の性格を「根暗でネガティブなことばかり考えている」と語っており、高校時代も一人で食事をしていたと告白している。また、大手芸能事務所関係者によれば、松岡は亡くなった三浦春馬さんとの共演で影響を受けているという。

松岡さんと三浦さんは、ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で共演していた。松岡は三浦さんの高い演技力を評価しており、共演を喜んでいた。しかし残念ながら、三浦さんは撮影序盤で亡くなってしまい、ドラマは打ち切りとなった。この出来事に松岡はショックを受け、女優を引退するのではないかと噂されたこともあった。しかし、松岡は復帰し、その後の演技が評価され、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演女優賞を受賞した。そして、「最高の教師」は、「おカネの切れ目が恋のはじまり」以来のゴールデンの主演ドラマとなった。松岡さんがこの作品には多くの思いを背負って取り組んでいることは間違いない。

松岡茉優の鬼気迫る“暗い演技”を見たい人は、今からでも遅くはないだろう。


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