中国外務省がIAEAの処理水監視を批判
北京時事によると、中国外務省の毛寧副報道局長は12日の記者会見で、東京電力福島第1原発から海洋放出された処理水の監視について、「加盟国の十分な討論を経ておらず、国際性と独立性に欠ける」と批判しました。
核汚染リスクの転嫁を停止するよう求める
さらに、毛氏は「いかなる監視をしても海洋放出の認可にはならない」と述べ、IAEAに対して「世界への核汚染リスクの転嫁」を直ちに停止するよう求めました。
IAEAのグロッシ事務局長は安全性を強調
一方、IAEAのグロッシ事務局長は11日、専門家が独立した立場で放出活動を検証しており、安全基準を満たしていると説明しました。しかし、毛氏は「国際社会はいまだに具体的な監視の段取りを理解していない」と主張し、「(日本とIAEAは)責任ある厳正な態度で対応しなければならない」と述べました。
記事ソース:日本ニュース24時間