中国がサンゴ礁を破壊、フィリピン政府が法的措置を検討

サンゴ礁

こんにちは、みなさん。日本ニュース24時間へようこそ!今日は中国とフィリピンの間で続く領有権争いについてお伝えします。

南シナ海での争いが続く中、フィリピン政府は中国がサンゴ礁を破壊し、海洋環境を悪化させたとして、法的措置を検討していることを発表しました。

フィリピン政府の主張

フィリピン沿岸警備隊による調査で、南シナ海のロズル礁付近などでサンゴ礁の破壊や海底の変色が確認されました。フィリピン側は、中国の海上民兵の船およそ50隻が周辺海域で確認されたことから、「意図的な活動が行われた可能性を強く示している」と主張しています。

国際仲裁裁判所への提訴を検討

フィリピン司法省は、中国側を相手取り国際仲裁裁判所に提訴することを検討していると明らかにしました。中国は南シナ海での軍事拠点化を進め、サンゴ礁を埋め立てて人工島を造ろうとしているとの見方もあります。

なお、この問題については2016年に国際仲裁裁判所が中国側の主張を認めない判決を出していますが、中国はこれを拒否しています。

フィリピン政府は、海洋環境の保護と領土の守りを重視し、法的手段を用いて対応する姿勢を示しています。

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引用元:Yahoo!ニュース