金正恩ベンツの警護車両に黒のヒョンデ車が登場!ロシア訪問でのニュース

北朝鮮の金正恩国務委員長がロシア訪問中の移動中に、注目すべき車両行列が確認されました。最高級車として知られるベンツに乗車している金委員長が、なんと黒いヒョンデ車の警護車両とともに移動していたのです。

この驚きの情報は、北朝鮮官営の「朝鮮中央テレビ」が放映した記録映画から明らかになりました。映画では「朝露(露朝)関係発展の新しいマイルストーンを用意した思弁的契機」と題し、金委員長の移動動線を取り上げています。そこで、金委員長が乗っていると推定されるベンツ車両が、黒い大型ミニバンの護衛車両の中に登場するのです。

護衛車両は4台で構成されており、どの車両もヒョンデのエンブレムが前面中央に proudly つけられています。この特定のヒョンデ車は「スターリア(STARIA)」というモデルとされています。車両行列は、金委員長が13日に極東アムール州ボストチヌイ宇宙基地でロシアのプーチン大統領と首脳会談を行った後、沿海州ウラジオストク地域に移動する際に目撃されました。

興味深いことに、今回の護衛車両の映像は、通常は編集や隠蔽が行われる北朝鮮中央テレビでも特別な扱いとなり、映像内でそのまま映されました。これはやや異例であり、過去には北朝鮮が映像編集によってヒョンデの広告を修正したり、隠したりして放送した事例もありました。さらに、かつて北朝鮮の開城(ケソン)工業団地では、ヒョンデが生産するバスが頻繁に行き来していたことから、北朝鮮の住民たちもヒョンデの国際的な地位にある程度の認識を持っていると言われています。

なお、金委員長の訪露日程が終了し帰国後、北朝鮮では1時間30分にわたる記録映画が放映されました。この映画では、金委員長が専用列車で平壌(ピョンヤン)を出発し、プーチン大統領との首脳会談やユーリ・ガガーリン工場訪問、さらにはクネビチ軍用飛行場や太平洋艦隊への訪問などの訪露日程が詳細に紹介されました。映画は金委員長が平壌に帰着する場面で終わります。

金正恩国務委員長のロシア訪問に関する情報が、ベンツとヒョンデ車の警護車両の存在で一層注目を浴びています。今後の北朝鮮の動向にも注目が集まりますね。

【画像提供:日本ニュース24時間】
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