下級生を鎖で縛って平手打ち 集団でいじめ 福岡市の私立中バスケ部

福岡県

福岡市内の私立中学校のバスケットボール部で、1年生部員の男子生徒が複数の上級生に鎖で縛られてたたかれ、けがをしていたことが23日、学校への取材でわかりました。男子生徒はその後登校できていないという悲しいニュースです。

集団いじめの悲劇

12日の部活動後、体育館内の部屋で、2、3年生の複数の男子部員らが男子生徒の首や手足を体育館にあった鉄製の鎖で縛り、平手打ちするなどの暴行を行いました。男子生徒は顔などにあざが残ったとのことです。そして男子生徒は翌13日から欠席が続き、バスケ部は同日から活動を停止しています。

被害を受けた男子生徒は福岡県警に被害届を提出したことを学校に伝えています。

学校の対応と取り組み

学校は部員らに当時の状況などを聞き取り、いじめがあったと判断しました。14日には県に報告し、さらに22日にはバスケ部員の保護者向けに説明会を開き、謝罪しました。また、いじめ対策委員会も立ち上げられ、校長や教頭、スクールカウンセラーらで今後の対応などを協議する予定です。

同校の校長は「生徒への指導が足りていなかった。苦しんでいる生徒の心のケアや回復に向けて努力したい」と話しています。

このようないじめの被害は、私たちにとって非常に重要な問題です。未来の日本を担う若者たちが健康で幸せな環境で育つことが求められます。いじめを許さず、子供たちをサポートし、彼らが自信を持ってステップアップできる社会を作りましょう。

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