本村健太郎弁護士 ジャニーズ当事者の会の人権救済申し立てに違和感「本来の制度の趣旨と違う」

日本ニュース24時間

ジャニーズ性加害問題当事者の会 会見

弁護士でタレントの本村健太郎氏が、ジャニー喜多川氏による性加害問題に関して、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた件についてコメントしました。

本村氏は、「タイミング的に『どうなんだろう』という印象」と指摘し、もっと早い時期に申し立てをしてほしかったとの本音を明かしました。

人権救済とは、一市民や弱者が公権力から人権侵害を受けている場合や、社会に埋もれている人権侵害を見つけ出し、加害者に対して「あなたの行為は人権侵害だからやめなさい」と勧告する制度です。

一方で、現在の当事者の会は「かなり世論を味方につけて、かなりパワーをすでに持っている」と分析しました。そのため、「ちょっと本来の制度の趣旨とは違うかなと思うタイミングなんです」と語りました。

さらに、「弁護士会による特別チームの調査も行われているため、それを超えるような調査を弁護士会がするのかどうかも含めて、タイミング的に微妙だなというところはある」と首をかしげました。

参照リンク:日本ニュース24時間