「ドラクエ」シリーズは、普通に遊んでいては気づかないような裏技や隠しダンジョンなど、さまざまな仕掛けがあります。しかし、その中には完全に「ガセネタ」だったものも存在します。今回は、発売当初に多くのプレイヤーがだまされた「絶妙なガセネタ」を紹介します。
オルテガの戦い
ファミコン版『ドラクエ3』には、主人公の父オルテガに関する噂がありました。オルテガは冒険の旅に出てから戻っておらず、死亡したと思われていました。しかし、主人公が大魔王ゾーマの居城にたどり着いた時、オルテガがキングヒドラと戦っているところを目撃します。この戦闘は自動で行われますが、当時「オルテガが勝つ場合がある」という噂が広まりました。実際にはオルテガは敗北しますが、自動戦闘時の行動パターンにはいくつかのバリエーションが用意されていました。そのため、「オルテガ勝利」の期待を抱く人が現れ、ガセネタとして広まったのかもしれません。
幻の第6章
ファミコン版『ドラクエ4』には、「幻の第6章が存在する」という噂がありました。ゲームは第1章から第4章までが仲間たちの旅立ちのストーリーで、第5章で勇者のもとに仲間たちが集い、魔王討伐に向かいます。しかし、ある条件を満たすと第6章が始まるという噂が広まりました。さらに、その条件の中には「デスピサロ戦で『うまのふん』を使うと第6章が始まる」という突拍子もない噂もありました。しかし、これらは完全にガセネタであり、ファミコン版の『ドラクエ4』には第6章は存在しませんでした。しかし、後に発売されたリメイク版には「幻の第6章」が追加されました。
以上が、発売当初に多くのプレイヤーをだました「ドラクエのガセネタ」でした。いかがでしたか？これらの噂はゲームの面白さや秘密を感じさせてくれました。また、プレイヤー同士で情報を共有する楽しみもありました。今でも「ドラクエ」シリーズはさまざまな謎や仕掛けがあるため、新たなガセネタが生まれる可能性もあります。ぜひ最新作も楽しみにしてみてください。
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