JR東海のリニア中央新幹線工事中に、昨年12月に重さ約5キロのコンクリート片が落下し、作業員が打撲する事故が長野県豊丘村で発生したことが明らかになりました。この事故はJR東海によって公表されていません。
県によると、昨年12月14日、伊那山地トンネル坂島工区内で、コンクリートにロックボルトを挿入する作業中に、約30センチ四方のコンクリート片が落下しました。このコンクリート片は作業員の左腕に当たり、2週間の打撲を負いました。
JR東海は「第三者を巻き込んだり、周辺住民への大きな影響が想定されたりする事案以外は原則報道発表していない」と説明しています。
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リニア工事中の作業員が打撲、長野県でコンクリート片が落下
昨年の12月、JR東海のリニア中央新幹線工事が進む長野県豊丘村で、トンネル内での作業中に重さ約5キロのコンクリート片が落下し、作業員が打撲する事故が発生しました。この事故について、JR東海は公表していませんが、県の取材により明らかになりました。
トンネル内での作業中にコンクリート片の落下
昨年12月14日、伊那山地トンネル坂島工区内で、コンクリート片にロックボルトを挿入する作業が行われていました。しかし、作業中に約30センチ四方のコンクリート片が突然落下し、作業員の左腕に当たりました。このため、作業員は2週間の打撲を負いました。
JR東海の対応について
JR東海は、「第三者を巻き込み、周辺住民に大きな影響を与える事案以外は報道発表していない」と説明しています。このため、この事故については公表されていなかったのです。
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