吉幾三、友の天国への旅立ちに涙。「まだ亡くなったような気がしない」

吉幾三

歌手の吉幾三(70)が8日放送のテレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」にゲスト出演しました。彼は3年半前に突然天国へ旅立った友を思い出し、涙を見せる場面がありました。

吉幾三の友への思い出
この日、吉幾三と弟子の真田ナオキ(33)は徳光和夫アナウンサー(82)と田中律子(52)と共に、日暮里から人形町、そして亀戸というルートで「バス旅」に出かけました。

旅の途中で彼らは、2020年3月に亡くなったコメディアンの志村けんさんについて話しました。

吉幾三は「けんとは長い付き合いでね。朝まで何回飲んだか…。朝まで…」としんみりと語ります。「こないだね…。みんなで集まって。僕がちょっと声かけて。もうお別れしようよと、ちゃんと。というのでやらせていただきました」と吉幾三は声をかけ、志村さんとの「お別れ会」を開催したことを明かしました。

志村さんとの関係で知られている竜兵さんの名前も出されました。昨年5月に亡くなった「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんの写真が置かれ、吉幾三は彼を偲びました。「みんなでね、お線香も用意して。お別れしました」と続け、「どっかで別れないとね」と踏ん切りをつける必要があるとしつつ、「いやー。つらいっすよ。急にいなくなっちゃったからね…」と声を震わせ、涙を流しました。

そして、「すいません。申し訳ありません」と彼は涙を流したことを謝罪しました。それでも「なんかね、まだ亡くなったような気がしないんですよ。だから、これでちょっと踏ん切ろうやって。でもなんか、ちょっとサッパリしました」と、涙声で話しました。

最後に
吉幾三が番組で友の思い出に涙した姿は、彼の深い哀悼の念を感じさせます。友との関係を大切にする彼の心意気に、多くの人々が感動したことでしょう。

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