おぎやはぎ矢作兼、活動休止したラーメンズの客層に言及「何でも笑うのが損だった」

お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼さん(53)が、28日深夜放送のテレビ東京系「ゴッドタン」に出演し、2020年に活動を終えたコントグループ「ラーメンズ」について語りました。

おぎやはぎ矢作兼氏、テレビ番組でラーメンズについて語る際の表情おぎやはぎ矢作兼氏、テレビ番組でラーメンズについて語る際の表情

ゴッドタン「お笑いを存分に語れるBAR」にて

番組企画「お笑いを存分に語れるBAR」にゲスト出演したダウ90000蓮見翔さんが、新ネタ披露の場について語る中で、議論は「ウケ」の話題へ。蓮見さんが「ライブではウケるが、新ネタを下ろす場所が賞レースに限られ緊張する」と話しました。

矢作が語るラーメンズ客層の特徴

矢作さんは蓮見さんに「信者が出来がちなタイプ」と指摘し、「まさにラーメンズがそうだった」と続けます。「お客さんが何でも笑うの」と述べ、相方小木博明さんも「全然面白いこと言ってないのに」と同意しました。

過剰な反応が招く「損」とは

矢作さんは、その状況を「そこが損だなと思ってた」と表現。「ちゃんと面白い部分もある」としつつも、「面白くない所でも笑ってしまうから、何か嫌だった」と、熱狂的なファンによる反応が本来の面白さを伝える妨げになった可能性を示唆しました。

ラーメンズの背景と共演者たち

小林賢太郎と片桐仁によるラーメンズは、96年から活動し、小林の引退で2020年に終了。今回の「ゴッドタン」MCはおぎやはぎ、劇団ひとり、進行は松丸友紀。ゲストは東京03飯塚悟志、ダウ90000蓮見翔、ラランドサーヤでした。

矢作さんの発言は、ラーメンズという独特な存在と、それを支えたファンの特殊な関係性に光を当てたものと言えます。熱狂的な支持が、時に複雑な影響をパフォーマーにもたらす一例として、お笑い界の興味深い一面を示しました。

【参照元】
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fcea0b82c13660503513847c72a0f1f7bca60d3