おニャン子クラブの元メンバーである新田恵利さんは、芸能活動を通じてデビューしました。ソロ活動も行い、デビュー曲は大ヒットを記録しましたが、ある日、自分の人気の衰えに気づいたと言います。そんな時に新田さんが決めたこととは、自分の姿を客観的に、かつ前向きに捉えるヒントがそこに隠されていました。
元おニャン子・新田恵利さんとは？
新田恵利さんは、1968年3月17日に埼玉県で生まれました。1985年におニャン子クラブの会員番号4番としてデビューした後、1986年には「冬のオペラグラス」でソロデビューしました。その後も様々な活動を行い、2021年には自身の母の介護体験をもとに『悔いなし介護』という本も出版しました。現在は介護についての講演活動も行っており、2023年には淑徳大学総合福祉学部の客員教授に就任する予定です。
モットーは「美容より顔つき」！いつだって、今が一番好きな顔
最近、TBSのラジオで共演したお医者さんに「あなた、いい顔しているね！」って言われたんです。ただのお世辞だったのかもしれませんが（笑）、そう言われた時すごく嬉しかったんですよね。「綺麗だね」とか「若いね」とかより、「いい顔」って言われるのってなんだか嬉しいですよね。
美容を頑張るのも大事ですが、「顔つき」ってもっと大切なものだと思うんです。その人の人となりや今までの人生が培って作られるものなので。えっ昔の私よりキレイですか？（笑）私、いつだって「今が一番幸せ」なんですよ。今その時自分にあるもので満足できちゃうんです。だから、自分の顔も若い頃のほうが好きだったなんて全然思わない。今の自分の顔が一番好き！これってひとつの才能かもしれないですね。
「おニャン子」という大風呂敷を早々に畳めたのが、私の稀有な才能かも
芸能界ではどうしても大風呂敷を広げてしまうことがあります。金銭感覚や人への振る舞いなどが関係してきます。でも私の場合は、ソロ活動をしてしばらくして自分の人気が下がってきたと感じた時にちゃちゃっとその風呂敷を畳めちゃったんです。
送迎付きの車じゃなくなって自分で切符を買って電車で移動するのも、普通のスーパーで50%引きの食材を買うのも全然平気（笑）。もしかしたら、傍から見たら「落ちぶれちゃって」とか「不幸せ」と見られているかもしれないですね。だって、同じおニャン子だった工藤静香さんなんてキムタクと結婚しているわけですから（笑）。でも比べるとキリがないし、やっぱり今の自分に見合った生活で十分幸せだなって思うんです。
先日、夫の運転するハイエースでテレビ局に仕事で行ったら「搬入車はこちらです」と案内されたんですよ。しかもそれが3回も！（笑）さすがにマネージャーとして恥ずかしいからって、夫はアルファロメオとかBMWとか買おうか？と言っていましたが、そんなもの今の私たちの生活スタイルに合わないし、即却下。ちなみに今日の撮影も軽自動車で来ました！軽自動車って可愛いし、小回りが利いて便利ですよね。
新田恵利さんの人生から学べることは、自分の顔つきや生活スタイルを客観的に見つめることです。美容よりも大切なのは、自分自身が今の姿に満足し、幸せを感じること。どんな状況でも自分を愛し、前向きに生きる姿勢は、多くの人にとっての手本となるでしょう。
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