(写真:gettyimagesBank(c)MONEYTODAY)
10月11日、韓国の若者たちの間で大ブームとなっている中国風デザート「タンフル」(砂糖シロップをかけた串刺しの果物)に関連して、保護者たちが「学校でタンフル作りの際にやけどしないための安全教育を行ってほしい」と要求していることが話題となっています。
慶尚南道(キョンサンナムド)教育庁によれば、先月8日に昌寧(チャンニョン)の学校の保護者が「国民申聞鼓」と呼ばれる行政機関に要求を提出しました。
保護者の知人がSNS上で明かしたところによれば、子供は中学生で、誕生日に母親と一緒にタンフルを作っていた際、熱い砂糖水が飛び散り、指と腕にやけどを負ってしまったとのことです。そのやけどは重く、大邱(テグ)の専門病院で手術を受け、2週間の入院と3週間の通院を余儀なくされました。
この要求を受けて、昌寧教育庁は12日に管内の教師に宛てたメールで、「子供たちがユーチューブでタンフル作りの映像を見て、まね事故が発生している。学校で適切な指導をお願いします」と伝えました。
ネット上では、「学校でも予防教育をしてほしいということだろう」「こうした問題があれば、学校から家庭に連絡があるのではないか」といった意見が寄せられています。
一方で、「けがをするたびに学校で教育してほしいと嘆願するのか」「親と一緒だったのに、なぜ学校から注意するよう求めるのか」といった批判的な意見もあります。
タンフルは、果物に溶けた砂糖をかけて固めたスイーツです。砂糖の溶点は185度と非常に高く、粘性も強いため、やけどには注意が必要です。
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