NHKから国民を守る党の立花孝志党首は2日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、党が掲げるNHK改革をめぐり、与党の協力が得られなければ野党連携を突破口にする選択肢もあると言及した。「手段を選ばず何でもやる。野党と共闘する可能性も十分にある」と語った。
立花氏は、受信料を支払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実現に安倍晋三政権が同調すれば、憲法改正の国会発議に賛同するとの交換条件を提示している。会見では、改憲そのものへの賛否について「あえて私の思想は公表しない」と述べるにとどめた。
同時に「スクランブル放送ができれば直ちに国会議員を辞める。われわれはワンイシュー(単一争点)の党だ」と強調した。