沖縄知事、辺野古承認を拒否 代執行訴訟で「県民の公益」主張へ

沖縄県の玉城デニー知事

沖縄の玉城デニー知事が辺野古の移設問題において、国土交通相の代執行訴訟に対し承認を拒否しました。

県民の安全と公益を重視

玉城知事は、「平和で静かに安心して暮らしたい県民の思いが選挙で寄せられたことを深くかみしめることも必要だと考えた」と語りながら、請求の趣旨に納得できないと述べました。彼は地方自治体と国が対等であることを強調し、自ら法廷で訴える考えを示しました。

法を守る立場と民意を反映する責務

玉城氏は、「法を守る立場から行政執行しなければならない」としながらも、「他方で政治家として、選挙で民意を託された」と述べました。彼は県の行政長としての責任を果たす一方、選挙で託された民意を反映する政治家としての役割も大切に考えているようです。

この決断により、辺野古移設問題は一層複雑化し、さらなる議論を呼ぶことでしょう。


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