岸田首相の選挙モード全開に注目!「最悪2敗」の声も蓮舫氏が疑問に

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岸田文雄首相(2023年8月2日撮影)

岸田文雄首相は、衆院長崎4区補選(22日投開票)のラストサンデーとなった15日、自民党候補の応援で佐世保市で街頭演説した。これにより、首相の選挙モードはますます本格化しています。岸田派が総出陣する中、首相自身も応援に入り、新たな経済政策への姿勢をアピールしました。

連日の応援で危機感の表れも

首相は14日には参院徳島・高知選挙区補選の応援にも入り、連日、選挙モードが全開です。野党系候補のリードが伝えられる参院補選や、激戦とされる衆院長崎4区補選など、両補選は中盤情勢に入っています。その結果は、岸田首相の解散戦略や今後の政権運営にも大きな影響を与えるでしょう。与党内には「良くて1勝1敗、最悪2敗」とも言われており、首相の必死な戦いぶりは危機感の表れとも言えます。

蓮舫氏の疑問も投げかけられる

立憲民主党も14日と15日には岡田克也幹事長や枝野幸男前代表などが両補選の応援に入りました。15日には蓮舫参院議員がJR徳島駅前で演説し、首相の補選応援について疑問を呈しました。「そんな余裕があるのか。国会を開いて、皆さんの生活を守るための指揮を執るのが総理の仕事だ」と、選挙モードの首相を批判しました。岸田政権への「直近の民意」となる2つの補選は、激戦が予想されます。

中山知子


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