イスラエルとハマスの激しい戦闘が続く中、ガザ地区での犠牲者は5700人を超えました。WHO(世界保健機関)事務局長は、トラックで搬入される医療支援物資が必要な量に見合っていないと指摘しました。
戦闘による犠牲者が増加
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が激化しているパレスチナ自治区ガザでは、21日までに4385人が死亡し、1万3561人が負傷したと保健省が発表しました。イスラエル側の犠牲者は少なくとも1400人で、双方の死者は合わせて5700人を超えています。
トラックでの支援物資の到着
一方、エジプトとの境界にあるラファ検問所が開放され、ガザ地区に支援物資を輸送するトラック20台が到着しました。イスラエル軍の報道官は、これらの物資はガザ南部の住民を支援するための食料、水、医薬品であり、燃料は輸送されていないと説明しています。
しかし、ガザ地区の病院は停電が続いており、発電機に頼る状況になっていると報じられています。ガザの保健当局は緊急に燃料の供給が行われるよう要請しています。
WHO事務局長の追加支援要請
さらに、世界保健機関のテドロス事務局長は、今回の医療支援物資は必要な量に見合っていないとし、ガザ全域への追加の支援物資の提供を求めています。
このような状況の中、イスラエルとハマスの戦闘が続くガザ地区では、人々の生活は深刻な影響を受けています。日本ニュース24時間は、最新の情報をお伝えするために取り組んでいます。