もんたよしのりさん(本名門田頼命)といえば、80年代に「ダンシング・オールナイト」のヒットなどで知名度を上げたシンガー・ソングライターとして知られています。しかし、残念なことに、もんたよしのりさんは大動脈解離により、72歳で突然亡くなりました。
大動脈解離とは血管の内膜が破れ、血液が流れ込む疾患です。この状態が進行すると、大動脈の血管壁が裂け、最悪の場合は突然死にもつながる恐れがあります。大動脈解離はスタンフォードA型とスタンフォードB型の2つのタイプがありますが、どちらも無症状の人も存在します。
芸能界でも、今年2月に落語家の笑福亭笑瓶さんが大動脈解離により急逝しました。これは非常に悲しい出来事であり、大動脈解離の危険性を再認識させられます。
もんたよしのりさんは、1951年に兵庫県で生まれました。71年に「この足の鎖ひきちぎりたい」というシングルでソロ歌手デビューを果たし、80年には「もんた&ブラザーズ」として再デビューしました。その後、大ヒット曲「ダンシング・オールナイト」をリリースし、NHK紅白歌合戦にも出場しました。また、83年には西城秀樹さんの「ギャランドゥ」の作詞作曲を手がけ、84年には映画「愛しき日々よ」で主演を務めるなど、役者としても活動しました。
もんた&ブラザーズは、もんたよしのりさんを中心とした5人組バンドです。80年に結成され、160万枚のセールスを記録した「ダンシング・オールナイト」がヒットし、スターダムにのし上がりました。しかし、84年に解散しましたが、07年に再結成し、ライブ活動も行っていました。
残念ながら、もんたよしのりさんは突如として大動脈解離によりこの世を去りました。彼の音楽やパフォーマンスは多くの人々に愛され、彼の存在は忘れられないでしょう。
参考リンク:日本ニュース24時間