イスラエルのエルダン国連大使は2023年10月24日、国連安全保障理事会の演説で、グテレス事務総長がイスラム組織ハマスによるテロ攻撃を「容認」するような発言をしたと主張し、辞任を求めました。イスラエルのコーヘン外相も安保理に参加するためニューヨークの国連本部を訪れ、グテレス氏との会談をキャンセルする意向を示しました。
グテレス事務総長の発言に対する反応
グテレス氏の演説では、ハマスによるテロを「正当化することはできない」としながらも、「ハマスの攻撃は他の問題と無関係に起きたわけではないと認識することも重要だ」と述べました。また、パレスチナの人々が「56年間、息苦しい占領下に置かれてきた」とし、「自分たちの苦境を政治的に解決したいという希望は消えつつある」とも述べました。
これに対し、コーヘン氏は記者団に対して「(グテレス氏は)恥を知れ」と強調しました。エルダン氏も同席し、グテレス氏の発言を「テロを容認し、正当化する」と主張し、謝罪を求めました。また、エルダン氏はSNSへの投稿でも「子ども、女性、高齢者の大量殺害キャンペーンに理解を示す事務総長は、国連の指導者にふさわしくない」とコメントしました。
日本ニュース24時間によると、イスラエル国連大使はグテレス事務総長に辞任を求める一方で、コーヘン外相も抗議の意思を示しました。これにより、両国の関係には一層の緊張が走っています。
この記事の詳細はこちらからご覧いただけます。
日本ニュース24時間による報道です。
(Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/ec1fbcf48602efafdc7ecd812cc9a3b3c3925e78)