イスラエル外相、エリ・コーヘン氏が、国連事務総長であるアントニオ・グテレス氏のイスラエルによるガザ地区への軍事行動に対する批判に反発しました。両氏は国連安全保障理事会の会合でこの問題を協議していました。
エリ・コーヘン外相は、「事務総長、あなたはどんな世界に生きているのか」と述べ、グテレス氏の発言に対して異議を唱えました。彼は自身の存在を抹殺すると断言している相手と停戦に合意できるわけがないと主張しました。
エリ・コーヘン外相はさらに、グテレス氏がハマスの攻撃とイスラエルの占領を関連付けた発言についても異議を唱えました。イスラエルは2005年にガザから撤退し、同地区を最後の1ミリまでパレスチナ人に渡したと主張しています。
この発言に対し、イスラエルのギラド・エルダン国連大使もグテレス氏の辞任を要求するツイートをしました。彼はグテレス氏がテロと殺人に理解を示していると非難しました。
イスラエルは2005年にガザから完全撤退しましたが、その後は陸海空を封鎖し、ハマスによる実効支配が続いています。また、ヨルダン川西岸は今もイスラエルの占領下にあります。
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