授業中に男性器の俗称を連呼 担当外された逆恨みで校長恫喝 さらに生徒を提訴 とんでも教師に停職処分【静岡発】

Image

始まりは“宦官”に関する説明

高校の男性教師が授業中に性的な発言をしたことが原因で、担当を外された後、校長を恫喝するなどの行為に及び、静岡県教育委員会は10月24日に懲戒処分を発表しました。ただし、処分内容はわずか1カ月の停職という軽いものでした。

男性教師は、2021年4月に社会科の授業で中国の“宦官(かんがん)”について説明していた際、男性器の俗称を連呼してしまいました。その結果、2人の女子生徒が男性教師の授業に出席できなくなり、別の教師に被害を申し出たとのことです。

この報告を受け、校長は女子生徒が在籍するクラスの授業から男性教師を外し、授業改善を促しましたが、結果的には改善が不十分だとして男性教師が授業から外れる状態が続きました。

男性教師はこの措置に納得がいかず、2022年3月に校長に直談判しましたが、状況は変わりませんでした。

異例!現職教師が生徒を提訴

それから1年近くが経過した2023年1月、被害を訴えた女子生徒のうち1人に対して謝罪文を求める調停を申し立てました。そして、4月には謝罪と損害賠償を要求し、浜松簡易裁判所に提訴しました。さらに、女子生徒の自宅に訴訟に関する文書を送りつけたとされています。

また、3月には授業の担当が外された状態が続いていた校長に対し、机にこぶしを叩きつけるなどの恫喝行為がありました。6月に入ると、「女子生徒を持たせないという処置を取り下げれば訴えを取り下げる。目的はそこにある」といった発言があったとされます。

さらに、7月以降、県教育委員会が事情聴取と弁明の機会を与えようとしましたが、男性教師は体調不良や他の予定を理由に6回の要請に応じなかったとのことです。

Image

記事の引用元: 日本ニュース24時間