遺骨を胸に抱え海上へ…トラック諸島沖で撃沈された日本軍艦船、潜水士が水深38mの暗い機関室に

清澄丸から出る潜水士

日本軍の艦船が太平洋戦争中に撃沈され、遺骨収容の作業が進んでいます。この作業は厚生労働省によって行われ、神国丸と清澄丸の給油船で活動が行われています。

遺骨の引き揚げ作業が進む

神国丸では潜水士が水深38メートルの暗い機関室に入り、袋に収められた大腿骨などの遺骨を胸に抱えて浮上しました。この遺骨は日本に持ち帰り、DNA型鑑定を行って身元を特定する予定です。また、清澄丸からも遺骨が収容されました。

遺骨の尊厳を守るための対策

厚労省は、戦没船に残された遺骨が尊厳を損なわれる恐れがある場合、収容することを行ってきました。しかし、最近では外国人ダイバーやSNS上での写真拡散など、遺骨に関する問題も発生しています。このため、厚労省は情報収集を強化し、ダイビング事業者などと連携して対策を進めています。

日本ニュース24時間は、遺骨収容作業に関する情報をお伝えしました。詳細はこちらからご覧ください。

ソースリンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/3108d48fcfd08b097ab437632caa3aa378c97fc9