加藤こども相、実母に家賃支払い 「母は別人格」と資料要求に応じず

加藤鮎子・こども政策担当相

加藤鮎子・こども政策担当相は、衆院予算委員会で山形県鶴岡市の加藤鮎子地域政策研究会が実母らに家賃として計1,440万円を支払ったことを明らかにしました。加藤氏は「税務処理は適切」と述べ、問題ないとの認識を示しましたが、実母の個人情報として税務書類の提出に応じませんでした。

実母宛の家賃支払いに関する明示

立憲民主党の藤岡隆雄氏の質問に答えた加藤氏は、加藤鮎子地域政策研究会が2014年から2021年までに加藤氏の父である紘一元官房長官と母に対し、家賃として1,440万円を支払ったことを認めました。

加藤氏は「記載の通り」として支払いを認め、「実母による、家賃収入にかかる確定申告など税務処理は適切に行われている」と説明しました。しかし、税務書類の国会提出には応じず、「別人格である実母の個人情報であり、提供は慎重に考える必要がある」と述べました。

「近い親族に金が支払われている」可能性

藤岡氏は朝日新聞の取材に対し、「近い親族に金が支払われているので、その金が加藤氏のところへ還流している可能性もゼロではない」と述べました。

この件については、加藤氏の判断が注目されるところです。

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