2023年10月30日、日本経済新聞電子版が投稿した日米の長期金利を示したグラフについて、「誤認を招く」「印象操作」との批判が相次いでいます。
「誤認を誘う二軸グラフです」
物議を醸しているのは、日経電子版が30日に投稿した「日銀、金利操作を再修正へ 長期金利1%超え柔軟に」とする記事に添えられた折れ線グラフです。
このグラフでは、日本と米国の金利を示す二つの折れ線が上下に重ねられ、日本の金利を示すグラフが上側に配置されています。しかも、グラフの軸の目盛りが異なっており、日本側が0.2~1%、米国側が3.5~5%となっています。このような表現により、日本の金利が実際よりも高く見える可能性があります。
このグラフに対して、「詐欺グラフ」「印象操作」との批判が多く寄せられ、ネット上で物議を醸しました。さらに、投稿内の「コミュニティノート」でも、「誤認を誘う二軸グラフです」「0.2~1%の軸の上に3.5~5%のグラフを表示することで、日本の金利が高いように見える可能性があります」との指摘がありました。
この批判を受けて、日経は問題の投稿を削除し、その後修正したグラフを再度公開しました。しかし、未だに誤認を招く可能性があるとの指摘が寄せられています。
「なぜグラフの中でメモリの縮尺を変えるのでしょうか?」
修正後のグラフを見たユーザーからは、さらなる呆れの声が上がっています。「なぜグラフの中でメモリの縮尺を変えるのでしょうか?」「修正するけど全然直ってない」といった意見が相次いでいます。
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