中森明菜の「バースデー・コンサート」で〝詐欺事件〟に発展しかねない状況 中止になったが…チケット代返金されず大騒動

中森明菜

中森明菜は日本テレビ系「ボーダー 犯罪心理捜査ファイル」で主演しましたが、思わぬアクシデントにより途中降板しました。放送は当初の10話から1話短縮されました。

ドラマ撮影中に転倒事故があり、胸部挫傷と肋軟骨骨折と診断されました。さらにインフルエンザにもかかったため、収録は続行不可能でした。しかし、実際の原因は明菜が朝まで飲み明かしていたことだとも言われています。明菜は六本木や麻布十番で酒を飲み歩くことが日常茶飯事で、酔っ払って現場入りすることも珍しくありませんでした。ただ、仕事には一切支障をきたしたことはありませんでした。ドラマの降板は共演者のスケジュール調整が困難になったためで、明菜にとっては苦渋の選択だったのかもしれません。

しかし、業界内では明菜のわがまま病が始まったと言われていました。週刊誌も彼女を執拗に取材し、その一部は明菜のプライベートを公開しました。彼女は精神的に追い込まれ、落ち込んでいる時期もありました。明菜と松田聖子は競って記事にされ、聖子の幸せと明菜の孤独なイメージで読者の注目を浴びました。

明菜と聖子は80年代に栄華を極め、90年代でも注目を浴びていました。音楽プロデューサーの酒井政利氏は、「聖子と明菜は見た目は違うが、根本的には共通している」と語っています。2人はアーティストとしての虚像をデビュー当時に作り上げ、その虚像が幸せと孤独というイメージで成功に結びついたのだと言います。

その後、明菜は「バースデー・コンサート」を開催する予定でしたが、中止となりました。さらに、チケット代が返金されず大騒動になりました。明菜の個人事務所がコンサートの開催を許諾せず、未返金のチケット代金は総額で2300万円にも上ります。この状況は詐欺事件に発展しかねないものでした。

明菜にとっては知らぬ存ぜぬでは通らない騒動に発展してしまったのです。

(Source link: 日本ニュース24時間)