世界で最も人口の少ない国ランキングトップ10（海外）

地球上で最も人口の少ない国の暮らしとはどんなものだろう？　2022年の国連の推計に基づいて、World Atlasが世界で最も人口の少ない国ランキングをまとめました。今回は、トップ10をご紹介します。

10位　ドミニカ国

人口：7万5748人

ドミニカ国はカリブ海に浮かぶ島国で、温泉や熱帯雨林、首都ロゾーなどが観光客に人気です。1978年にイギリスから独立し、主権国家となりました。他のカリブ海の島々やアメリカと比べると、ドミニカ国は食費、家賃、交通費が安く、比較的生活がしやすい場所とされています。

9位　セントクリストファー・ネービス

人口：5万7713人

セントクリストファー・ネービスは大西洋とカリブ海に挟まれた島国で、主にその山岳地帯やビーチ、熱帯雨林で知られており、世界中から観光客が訪れています。

8位　マーシャル諸島共和国

人口：5万3327人

マーシャル諸島共和国は、ハワイとフィリピンの間の太平洋中部に位置し、29の環礁と5つの島からなる国です。特にビキニ環礁は、冷戦時代にアメリカが核実験を行った場所としてよく知られています。アメリカは1946年から1958年にかけて、ビキニ環礁で20発の水爆を含む23発の核兵器を爆発させました。この核実験の影響で、多くの先住民が移住させられたり、放射線による後遺症が残ったり、3つの島が蒸発するなどの被害が出ました。

7位　モナコ公国

人口：3万9684人

モナコ公国は、裕福な住民や豪華なヨットショーで知られ、その王室はヨーロッパ有数の長い歴史を誇っています。モナコの面積はわずか2.02平方キロメートルですが、国民1人当たりのGDP（国内総生産）は高いことでも知られています。世界銀行によると、2021年のモナコの国民1人当たりのGDPは23万4317ドルで、世界一でした。モナコは所得税ゼロ政策を取っており、超富裕層を惹きつけています。