俳優の大森南朋（51）が4日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」に出演し、大物の先輩俳優から叱られたエピソードを語りました。
若き日の大森南朋に“喝”を入れた先輩大物俳優
俳優業界での親交についてMCの浜田雅功から尋ねられ、大森は「大阪だと椎名桔平さんに北新地に案内していただいたり、東京だと小林薫さんとかに連れていっていただいて…」と語りました。そして、若い頃に小林薫さんから怒られたことを告白しました。
大森と小林薫さんは「Dr.コトー診療所」というドラマで共演していました。そのドラマを全話制覇した浜田から、「最初の頃に比べて役が良くなり、セリフも増えていったよね。最後は役所の人間になってたよね」と指摘され、大森は驚いていました。
30歳を過ぎた頃、小林薫さんと夜な夜な与那国島でお酒を飲む機会がありました。その時の状況について説明し始めた大森は、「食事の後、2軒目に行った時に、朝加真由美さんと薫さんと、もうひとりの女優さんと一緒に飲んでいたんですよ。そこで『寸劇でもやりませんか？』ってふっかけたんです」と振り返りました。
寸劇では、初めて現れた娘のチャラい夫役を演じることになりました。大森はその役を「すごい嫌な感じでやったんですよね」と回想しました。しかし、そこで起きた出来事は大森にとって大きなショックでした。「薫さんが、そこにあった酒を頭からばーっとかけてきたんです。シーンってなって…」と、場の空気が凍りついた瞬間を振り返りました。
大森は即座に謝罪し、「すみませんでした、ちょっと調子に乗りました」と謝りました。すると、小林薫さんから低いトーンで「おまえ、あんまり調子に乗んなよ」と釘を刺されたといいます。今でははしゃがない大人を目指している大森も「当時はちょっとはしゃいでただけなんですよ」と若気の至りを反省しているようです。
このエピソードは、俳優としての成長や経験から学ぶことができるものですね。大森南朋さんの成長をこれからも応援していきましょう。
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