イスラエルを支持する企業の製品をトルコから排除するという決定がトルコ議会で発表されました。この決定の対象となるのは、米飲料大手コカ・コーラとスイス食品大手ネスレの製品です。
イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの衝突が続いています。この衝突を受けて、政府や主要組織が世界的なブランドを標的にする初めての動きとなりました。
トルコ議会の議長は、社名には触れず、「イスラエルの戦争犯罪やガザにおける罪のない市民の殺害を公然と支持した企業の製品」をボイコットすることを求める国民の声に応える決定だと説明しました。
この決定に先立ち、トルコの活動家たちは、イスラエルの製品やイスラエルを支持していると見なされる西側諸国の企業のボイコットを呼びかけるソーシャルメディアで、コカ・コーラとネスレの名前を挙げていました。
この話題は、トルコ国内で注目を集めており、国内のレストランやカフェテリアなどでのイスラエル支持企業の製品の排除が具体化するかどうかが注目されています。
ソースリンク:日本ニュース24時間