ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジニー総司令官の側近が、誕生日プレゼントの手投げ弾が爆発し、亡くなったと報じられました。
手投げ弾の爆発事故
ウクライナ当局によると、亡くなったのはヘンナジー・チャスチャコフ少佐(39歳)です。彼は同僚からのプレゼントとして手投げ弾を受け取り、自宅で開けていた時に爆発が発生しました。
軍のイホル・クリメンコ内相によれば、息子が手投げ弾を手に取り、リングを回し始めたところ、少佐がそれを取り上げようとして爆発が起きたと説明されています。
亡くなった少佐とザルジニー総司令官
ザルジニー総司令官は少佐がロシアの全面侵攻が開始された時から信頼できる側近であったと述べ、彼の死を非常に悲しい損失だと語りました。
爆発が起きた場所では、その後さらに5個の手投げ弾が見つかりました。これらは少佐の同僚である陸軍大佐からの贈り物であるとされています。
憶測と大統領支持派の見解
少佐の誕生日にザルジニー総司令官が参加することが予定されていたため、一部のコメンテーターは、爆発はザルジニー氏を狙った攻撃である可能性もあると疑問視しています。
ウクライナとロシアは、戦争の行き詰まりを否定しており、ウクライナ大統領のゼレンスキー氏も戦争を理由に大統領選挙を延期する考えを示しています。
ウクライナでは大統領選挙が予定されており、ゼレンスキー氏は国民に団結を呼びかけました。
【参考記事】
ウクライナ軍総司令官の側近、手投げ弾で死亡 誕生日の贈り物
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