イスラエル「ハマスの敗北まで進軍」ガザで行方不明約2500人、半数以上が子ども…米が“一時停戦を要求”も応じずか

image

イスラエル軍がイスラム組織ハマスを掃討するために、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を進めているというニュースが飛び込んできました。ガラント国防相によると、イスラエル軍はガザ地区の最大都市であるガザ市の中心部に進軍しました。さらに、彼は「イスラエル軍はガザ市の中心部に入った。北と南から到達した。ハマスが敗北するまで進軍するのみ」と強調しました。

この地上侵攻は民間人への被害拡大が懸念される中、ガザ市のシファ病院をはじめとする住宅密集地に及ぶ可能性が高まっています。シファ病院は地下にハマスの司令部があるとされ、イスラエル軍は6日に病院の建物を空爆したと発表されましたが、イスラエル軍は攻撃を否定しています。

このような状況の中、アメリカのバイデン大統領が、ガザへの侵攻を続けるイスラエルのネタニヤフ首相に対し、3日間の戦闘停止を要請したと報じられました。バイデン大統領は「きのう(6日)、ネタニヤフ首相に戦闘の一時停止を要請し、返事を待っている」とコメントしました。しかし、ネタニヤフ首相はハマスへの不信感や、イスラエルの軍事作戦への国際的な支持を失う可能性を指摘し、要請に応じなかったと報じられています。

ガザの保健当局によると、行方不明者が子ども1350人を含む2450人にのぼったと明らかにされました。彼らは破壊された建物の下敷きになっている可能性があると心配されています。

このニュースの詳細はこちら:日本ニュース24時間