1か月予報 気温の変化が大きく12月のスタートは暖かい? 日本海側は大雪に注意

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この先1か月は、気温の変化が大きくなるでしょう。北日本から東日本の日本海側では雨や雪の日が多くなる時期があり、寒気の流入によっては大雪になる可能性もあります。気象庁が発表した、最新の1か月予報です。

この先1か月は気温の変化が大きい

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気象庁は、きょう9日、1か月予報を発表しました。
この先は、平均気温は週ごとに変化が大きくなるでしょう。1週目(11月11日~17日)は北日本と西日本で、平年並みか低い予想です。東日本と沖縄・奄美は平年並みでしょう。
2週目(18日~24日)は、全国的に平年並みの予想です。3週目(25日~12月8日)は北日本で平年並みか高く、東日本と西日本、沖縄・奄美は平年より高い見込みです。

天候は、北日本から東日本の日本海側は低気圧や気圧の谷の影響を受ける日があり、雨や雪の日が多く、降水量も平年より多くなる見込みです。太平洋側は晴れる日が多く、東日本から西日本の太平洋側では、日照時間が平年並みか多いでしょう。

1週目(11月11日~17日)

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週ごとに詳しく天候と気温を見ていきます。

あさって11日(土)からは、西高東低の冬型の気圧配置になり、北日本を中心に真冬並みの寒気が流れ込む見込みです。北海道や東北北部の日本海側を中心に雪が降り、初雪の便りが続々と届くでしょう。平地でも積雪の可能性もあり、交通機関に影響がありそうです。また、東日本や西日本の標高の高い所でも雪が降るでしょう。この寒気は13日(月)から14日(火)ごろまで居座るため、北日本から東日本の日本海側では雨や雪の所が多くなりそうです。この期間、全国的に平年を下回る気温で、最高気温が12月並みの所もあるでしょう。

14日(火)以降は冬型の気圧配置は緩むため西日本や東日本では晴れる所が多くなり、気温も平年並みに戻るでしょう。北日本は気圧の谷の影響を短い周期で受け、変わりやすい天気となりそうです。

2週目(18日~24日)

2週目になるとオホーツク海付近を低気圧や前線が通過しやすくなるでしょう。そのため、北日本から東日本の日本海側で影響を受けやすく、曇りや雨または雪の日が多くなりそうです。平均気温は平年並みを予想していますが、寒気が流れ込む日もあるでしょう。寒気の強さによっては、大雪になる恐れもあります。雪への準備はしっかりしましょう。西日本の日本海側と沖縄・奄美も湿った空気や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多くなりそうです。

北日本~西日本の太平洋側は、高気圧に覆われて晴れる日が多くなるでしょう。

参照リンク: 日本ニュース24時間