オーロラの美しさと神秘性は、世界中で人々を魅了しています。最近、イタリアやロシア、そして中国でも、オーロラが観測される機会がありました。特に中国のオーロラは、美しいピンク色や鮮やかな赤色として撮影されました。観測によれば、オーロラは高度によって赤く見えることもありますし、低い場合には緑色にも見えるそうです。
ピンク色のオーロラが出現
イタリアのベネト州の山々では、壮大なオーロラが観測されました。時間とともに雲が流れてきて、美しい青空が広がります。そして、日が暮れると、山の向こうから光の帯が現れます。それは、オーロラの輝きです。
同じ頃、ロシアのスヴェルドロフスクでもオーロラが観測されました。緑色に輝く光のカーテンが迫ってくると、空の一部が赤く染まっていく様子はまさに感動的です。
そして、中国でも美しいピンク色のオーロラが撮影されました。さらに、真っ赤なオーロラも出現したのだとか。観光客の男性は、「空が赤く染まり、緑に変わっていった。とても美しかったですよ」と話しています。
高度が高いと赤っぽく見える
オーロラがなぜ赤く見えるのか、専門家に聞いてみました。平塚市博物館の学芸員である藤井大地さんは、「オーロラは高度が高いと赤っぽく、低いと緑色に見えるんです。低い緯度から空を見上げると、低い緑色のオーロラは地平線の下に隠れてしまい、赤いオーロラだけが見えるんですよ」と教えてくれました。
ちなみに、2024年にかけては太陽の活動が活発化するため、北海道でもオーロラを観測する機会が増えるとのことです。
オーロラは自然の神秘の一部であり、私たちにとって貴重な存在です。その美しさに触れる機会が増えることは、本当に嬉しいことですね。
ソースリンク: 日本ニュース24時間