杉村太蔵の分析:派閥人事が大きい税金滞納の神田財務副大臣の起用背景

杉村太蔵(2021年12月撮影)

元衆院議員であるタレントの杉村太蔵さん(44)が、税理士資格を持つにもかかわらず、固定資産税の滞納と4回の差し押さえを受けたことを認めた神田憲次氏が、9月の内閣改造で財務副大臣に起用された背景を分析しました。それによると、「派閥人事ということが大きい」とのことで、岸田文雄首相の人事手法に言及しています。

神田氏は、一連の問題が浮上してから、本人の資質だけでなく、岸田首相が財務副大臣に選んだ判断にも批判が出ています。

杉村さんは、岸田首相の人事手法について「徹底的に派閥人事なんですよ」と指摘し、自民党内の派閥の意向に沿った人事であると述べています。神田氏は、党内最大派閥である安倍派に所属していることを念頭に、「安倍派から言われたら断れない。なぜ(派閥の意向を)断れないかというと、国民の支持が低いから。せめて永田町の支持を得ないと政権が維持できないところが、この問題のポイントではないかと思う」と述べました。

岸田首相は、自身の人事について「適材適所」と強調していますが、自身が会長を務める岸田派は党内第4派閥であり、党内基盤が必ずしも盤石ではないため、有力派閥の意見を聞かざるを得ない事情もあると指摘されています。

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