寒い日が続きますね。特に明日の朝には、西日本の山沿いでも雪が降るかもしれません。この先は朝晩の冷え込みがますます強まり、西日本や東日本の平野部でも最低気温が一桁になる所が相次ぐ予報です。こんな寒さには暖房が必要ですから、体調管理にも気を付けたいですね。
きょう東京都心13℃ 12月上旬並み寒さ予想
今日は東京都心でも最高気温が13℃まで上がる予想ですが、北海道や東北などの標高の高い所では雪が降る見込みです。さらに西日本や東日本では低気圧の影響で雲が広がり、にわか雨になる可能性があります。特に山陰から北陸では雷を伴うこともあるでしょう。日差しが届きにくく、北日本や東日本では今シーズン最も寒い日になると予想されます。東京都心の最高気温は13℃で、北風が吹くため風は冷たいですが、昼間はある程度暖かく過ごせるでしょう。
あすの朝にかけて西日本山沿いでも降雪
このまま寒さは続くようですね。明日の日本付近では、西高東低の冬型気圧配置が強まり、西日本の上空にも山で雪を降らせる寒気が流れ込む見込みです。明日の朝にかけては、西日本の山沿いで雪が降り、初めての冬山の便りが届くかもしれません。車の運転は路面の凍結に注意してください。西日本では明日は朝晩ともに気温が低くなる予想です。最低気温は一桁になる地域が多く、最高気温は大阪が14℃、福岡や広島は15℃となり、初冬の寒さとなるでしょう。
朝晩は一桁の冷え込み続く 体調管理に注意
東日本や東北の太平洋側は明日の日中から16日ごろにかけて晴れる地域が多いと予想されます。西日本の太平洋側も、明日の夜からは晴れ間が戻るでしょう。また、明日はおうし座北流星群の極大となり、太平洋側では晴れて流れ星を観察することができるかもしれません。
ただ、朝晩は冷え込みが強まります。明後日の朝には、東日本でも最低気温が10℃を下回る地域が相次ぐ予報です。星空観察をする際には、寒さ対策が必要です。16日ごろにかけては全国的に朝晩の冷え込みが続くため、体調を崩さないように注意して過ごしましょう。なお、17日ごろは発達する低気圧の影響で全国的に荒れた天気となる可能性もあるので、今後のお天気情報にも注意が必要です。
（気象予報士・鈴木悠）
