パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム組織ハマスの人質になったイスラエル人女性が、イスラエル軍の空爆によって命を落とした可能性があるとする動画が公開されました。
この動画は13日夜に、ハマスの軍事部門である「カッサム旅団」のテレグラムチャンネルに投稿されました。CNNは動画を放送しておらず、女性の死亡も確認していません。
動画では、カメラの前で短いメッセージを述べる女性の姿が映されています。女性は自身の身元情報や出身地、イスラエルでの身分証明書番号など詳細な情報を伝え、自身の年齢は19歳だと語っています。
その後、女性の遺体と思われる画像が映し出されます。また、「今月9日にイスラエルの空爆で死亡した」という主張も流れています。
イスラエル軍は13日深夜に声明を発表し、女性の実家を訪問し、動画の内容を伝えたことを明らかにしました。
声明では、ハマスが人質の映像や画像を通じて恐怖心を煽り、非人道的な行動を続けていると非難しています。