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北方領土の空路墓参で国後、択捉両島を訪れていた元島民ら67人が11日、チャーター機で北海道・中標津空港に戻った。10日に現地入りして計3カ所で慰霊式を行った。
墓参には元島民と家族、政府関係者らが参加。島ごとに2つのグループに分かれ、国後島の泊、択捉島の留別、ポンヤリの各墓地を訪問後、現地に宿泊した。
北方領土墓参は以前、移動手段が船に限られていたが、高齢化が進む元島民の負担を軽減することを目的に平成29年に空路での墓参が始まり、今回で3回目。
国後島の元島民、松尾スヱさん(81)は、姉が眠る泊墓地を74年ぶりに訪れた。「元気なうちにまた機会があれば参加したい」と笑顔だった。
ただ、大塚小弥太団長(90)は帰着後の記者会見で「慰霊を無事に終えられて良かったが、国後島での出入域手続きに時間がかかったのが気になった」と懸念を示した。
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