安倍晋三首相は12日、昭恵夫人と共に地元・山口県入りし、実弟の岸信夫自民党衆院議員らと同県田布施町で祖父の岸信介元首相の墓参りをした。与党で改選過半数を上回った7月の参院選結果を報告し、憲法改正に向けた決意を伝えたとみられる。
首相の山口入りは1月以来で、14日まで滞在する予定。今年は改憲実現を目指した岸元首相が昭和62年に死去してから三十三回忌に当たり、安倍首相は岸家の法要にも参列した。
その後、自身の選挙区である衆院山口4区で支持者のあいさつ回りを重ね、夜には後援会メンバーと会食。13日午前に父の安倍晋太郎元外相の墓参りをする。