イスラエル軍によると、イエメンのシーア派武装組織フーシ派が紅海を航行中の貨物船を乗っ取ったと発表しました。イスラエルメディアによると、この船はイスラエル企業と関わりがあるとされていますが、イスラエル軍は「イスラエル企業の船ではなく、イスラエル人も乗っていない」と否定しています。
日本郵船によると、19日午後10時過ぎに船が拿捕されたとの連絡が入りました。拿捕された船は英国の会社が所有しているもので、日本郵船がチャーターして運航している自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」で、日本人の乗組員はいないとのことです。
貨物船は、トルコからインドに向かう途中でイエメンの近く、紅海南部を航行していたと報じられています。乗組員は多国籍で、22人が乗船していたとされています。
フーシ派はイスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡り、イランの支援を受けてイスラエルへの敵対姿勢を強めています。フーシ派は10月以降、イスラエルに対して地対地ミサイルやドローンを発射していると報じられています。
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