ロシア、ウクライナ東部の要衝に大規模部隊を投入 歩兵兵力を重視して戦略転換か

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ウクライナ侵攻が続く中、ロシア軍は東部ドネツク州アウディイウカ周辺、戦略的要衝に大規模な部隊を展開しているようです。

ウクライナ東・南部4州を押さえるために

AFP通信によると、ウクライナ軍関係者の話として、ロシア軍がアウディイウカ周辺に兵力を集結していることが明らかになりました。ロシアはこれまでにアウディイウカ周辺で多くの兵力と装備を失いましたが、まだこの地域を占領する計画を諦めていないようです。

アウディイウカは州都ドネツクから近く、ウクライナ東部での激戦地の一つです。ロシアは10月に数百台の軍用車両で包囲し、総攻撃を仕掛けましたが、失敗に終わったとされています。

ウクライナ軍の大隊幹部はAFPの取材に対し、「ロシアは恒常的に攻撃を仕掛け、われわれの防衛線を疲弊させようとしている」と述べ、現地の厳しい状況を伝えました。さらに、ロシアは現在、歩兵部隊を重視する作戦に転換し、アウディイウカを占領する機会を狙っていると指摘しました。ウクライナ軍は一部が包囲されているものの、アウディイウカを守るために十分な兵力を保有していると強調しました。

一方、ウクライナ政府高官によれば、23日にはウクライナ支配地域で2人が死亡し、南部ヘルソン州でも3人が犠牲になったとのことです。

ロシア軍のウクライナ東部への攻勢は続いており、ウクライナは引き続き困難な状況に直面しています。

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ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/094940f73971ceedaf5295d5f87e8ecde9f1d141